琴の庭とは

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道後温泉の次の百年へ
木の香りただよう生湯の宿

日本最古と言われる道後温泉。
その道後のシンボルとして築歴126年を迎える「道後温泉本館」は、夏目漱石の代表作「坊っちゃん」にも登場する国の重要文化財に指定されている建物。
この地で70余年続く老舗旅館「葛城」が次の百年を見据え道後温泉本館に隣接した振鷺園の地にオープンした琴の庭は、木と温泉にこだわった本格旅館。

古代・白鷺の伝説
からはじまる
日本最古の温泉地。dogo onsen

道後初代町長「伊佐庭如矢」
志しを受け継ぐ『琴の庭』

日本最古のひとつと云われる「道後温泉」。
白鷺伝説からはじまり、聖徳太子も癒したと云われる伝説の温泉は、今も変わらず滔々と湧き出ます。

明治23年(1890年)、道後の町の初代町長に就任した伊佐庭如矢氏は、 老朽化していく道後温泉本館を改築に着手しました。
「100年の後までも、他所が真似できないようなものを作ってこそ、はじめてそれが物を言うことになる」という信念のもと、町民の大反対を押切り、本館改築に踏み切ったそうです。 同時に本館東側に「振鷺園」という庭園を造り温泉碑・湯釜薬師などを設置し「振鷺亭」と名付けた茶屋で訪れる人々をもてなしました。

かつて人々の集いの場として賑わった「振鷺園」の地に、初代町長「伊佐庭如矢」の壮大な夢と同じ志しを基に、百年後の世界に向け『琴の庭』を創立いたしました。
「道後温泉は、百年後の世界に向け作られた先人たちの知恵の結晶」
その初代町長の壮大な夢と同じ心を基に、次の百年も変わらない新しい旅館をつくろうという想いではじまりました。

道後に創業、七〇年 koto no niwa

響く「ぬくもり」

手から伝わる艶、目にする喜び
肌をつたう湯、漂う木の香り
そして心に響くぬくもり。

百年後も大切にしたい心地良さを

住友林業
MOCCAブランド
とのコラボレーション

住友林業「MOCCA(木化)」ブランドは、住友林業の家で培った技術を、商業、教育、福祉施設など住宅以外の建築に活かすプロジェクト。
『琴の庭』は住友林業が設計監修・工事施工を担った初のホテルとなりました。
木の経年美化に着目し、時とともに美しい色合いの『榯美色(ときみいろ)』と呼ぶ風合いになることを想定し設計されています。
そして『琴の庭』が百年後に榯美色になり、道後温泉の風格の一部になればと思います。

    加水はしない
    源泉そのまま

    「生湯」とは、湯温調整に水を使わない源泉を使った温泉のこと。大地の恵みである温泉を、自然のままにご提供するのが温泉宿のつとめという「琴の庭」のこだわりです。

      愛媛県の
      檜や杉を中心とした
      国産木。

      全館で採用している木々は、地元愛媛県の山系から切り出した檜、杉を中心とした国産木。木々の香りが訪れる方を優しく包みます。
      木にこだわり続けた住友林業グループの技術を結集したつくりです。

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